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トゥアレグ工芸の代表格であるトゥアレグクロス。インアベンガリはアガデスの北西約250kmに位置するオアシスの名前です。
インはタマシェク(トゥアレグの言語。彼らはティフィナグ文字という独自の文字も持っています。)で「井戸」という意味。サハラにはこの「イン〜/〜の井戸」という地名が数多くあります。
クロスの十字架型の部分はトゥアレグの戦士の持ち歩く長剣の柄を、中央部に開いている穴は井戸を表わすといわれています。
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トゥアレグ:ニジェール・マリ・アルジェリアを中心に周辺諸国にも居住するベルベル系ラクダ遊牧民。サハラの支配者として畏れらていた一方で、その高度な工芸技術でも名を知られてきた。貴族(トゥアレグの代名詞にもなっている青い衣を身に着けることができるのは本来この階級だけであった。)・家臣階級の下に工人階級があり、トゥアレグの工芸品を作るのは主にこの集団であった。
トゥアレグクロスと総称されるアクセサリー(ペンダント)はトゥアレグの男性の装身具で出身地や所属する氏族など出自を表すために使われた。通常土地の名前を冠して<アガデスクロス>、<ザンデールクロス>というように呼ばれる。 |
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