| や |
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| ・ヤウレ |
コートジボアール中部に居住する農耕民族。バウレとグロにはさまれるような位置に居住しているため、両者から言語的、文化的に強い影響を受けている。そのためヤウレの仮面はバウレやグロのそれと酷似している。
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| ・焼畑 |
森林やサバンナを伐採し焼き払った跡にできた土地を耕作地として利用する農法。造成した農地は連作し続けると地力が落ちるため数年で放棄され、また別の土地に火入れをして新しい農地を作る。放棄された農地は休閑地となり地力の回復が図られる。
アフリカの大部分の地域で行われている農法であり、人口があまり多くない場合には有効な農法であるが、昨今の人口増加に伴い、休閑地に十分な回復期間が与えられずに農地が荒廃するという問題が起こってきている。
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| ・ヤシ |
単子葉植物ヤシ科に属する植物の総称で世界中の熱帯、亜熱帯地方に広く分布し、様々な形で利用されている有用植物である。アフリカで利用されているものは、ナツメヤシ、ココヤシ、ラフィアヤシ、アブラヤシ、ウチワヤシ、ドゥームヤシの6種である。
種類によって利用方法の違いはあるが、実は食用、種子の中の液体は飲用、種子の中の果肉は食用、油脂原料、樹液は酒の原料(ヤシ酒)、幹は材木、葉や樹皮は繊維原料、葉はマットや屋根、カゴ、うちわなどの材料として利用されるなど、古くから様々な形で人類の暮らしに貢献してきた植物である。
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| ・ヤシ酒 |
ヤシの樹液を発酵させてつくった酒(ヤシの種の中のジュース=ココナッツジュースを発酵させるわけではない)。酸味の中にかすかな甘みと青臭さがあり、時には発泡していることもある。微アルコール性なのでみんなぐびぐび飲んでいる。アルコール度数がいくらくらいなのか訊いてみたところ誰も知らないし気にもしていなかった(酒というのは本来そういうものだったのかもしれない)。
前日にヤシの木に傷をつけたまった樹液を翌朝に集める。樹液が勝手に発酵を始め昼頃には酒として飲めるようになるという。時間が経つにつれ発酵も進むので夕方には幾分強くなっているが発酵が進みすぎると飲めなくなるので基本的に産地の近くでしか飲めないまさに地酒である。
ヤシ酒を蒸留してつくった蒸留酒、さらにそこに薬効のある木の枝や草を漬け込んだ強烈な酒を作ることもある(漬け込む薬草の種類によっていろいろな効能があるらしい)。
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| ゆ |
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| よ |
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| ・緯織 |
緯織(よこおりとは、経織とは逆に緯糸(よこいと:布の長辺方向に垂直方向に織り込まれた糸。杼に取り付けられ、経糸に開いた杼口に通すことで布が織られていく)で経糸(たていと:布の長辺方向に平行に織り込まれた糸。綜絖に取り付けられ、綜絖棒の運動によって杼口が開かれる)を覆っていく織り方。布の模様は緯糸で作られ緯縞模様を生み出す。
アフリカでも緯織りの布は盛んに作られている(フルベ布、ジェルマ布、ハウサのルル布など)。 ガーナ、トーゴのケンテ布は経織と緯織の技法を併用し独特の市松模様を作り出している。
アフリカの布
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| ・ヨルバ |
ナイジェリア南西部、ベナン、トーゴにかけて居住する人口1500万を抱える大民族。ヴードゥー教の信者が多い。11C頃からナイジェリア南西部にヨルバ諸国群と呼ばれる国家群を形成してきた。中でも有名な国がイフェ(最初のヨルバ国家)とオヨ(14C〜19C:最大のヨルバ国家)であり、イフェはヨルバ発祥の地として現在も聖地となっている。イフェは写実的な青銅像、テラコッタ像を作ったことでも知られている。
ヨルバをはじめギニア東部(ギニア湾諸国東部:ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア)の森林地帯の民族の造る彫刻(木彫)はスーダンやコンゴの諸民族のものと違い、木を燻さない(黒くしない)、派手な彩色を施す(特に制作年代の新しいもの)、など一風変わった特徴を持っていることが多い。
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| ・ヨルバ諸国 |
ナイジェリア南西部、ニジェール河下流域の西に作られたイフェ、オヨ、イバダン、イジェシャ、エグバなどのヨルバ人による国家群。最初のヨルバ国家が形成されたのはおそらく11Cのはじめ頃と考えられている。13・14C頃には十数のヨルバ人の王国が形成されたがそれぞれの国は独自の政治組織を持ち、ヨルバ諸国全体としての統一性は小さかった(全ヨルバ諸国はヨルバ発祥の地イフェを宗主国としていた)。
伝承によれば天の神につかわされたオドゥドゥワという王がイフェの地に降臨し全ヨルバ人の始祖になったという。イフェはヨルバ発祥の地としてヨルバ諸国の中でも特権的な地位を与えられすべてのヨルバ国家のオバ(王)はイフェのオニ(王)の子孫とされていた。イフェ王国は国力こそ強くはなかったもののその宗教的地位によって19C末まで存続していた。
いくつものヨルバ諸国の中から14Cごろに形成されたと思われるオヨという国がハウサ諸国、後にはヨーロッパ勢力との交易による利益で次第に強大になり、18Cにはヨルバランドほぼ全域を支配しさらに西のダホメーにまで勢力を及ぼしていた。内部分裂、北からのフラニ王国の圧迫などで19C半ばから末に崩壊した。
イフェ王国の宮廷美術、つまり有名なイフェの青銅またはテラコッタ製の彫刻はその写実性と完成度の高さにおいて他のアフリカ美術とは一線を画し、その芸術性の高さは世界的に見ても最高の水準に達していると評価されている。最初期にイフェの彫刻をみたヨーロッパ人はその芸術性の高さからアフリカ人が作ったとは信じられず、ギリシャ人か何かが造ったものだと考えたという。無礼極まりない話だが、イフェ美術の完成度の高さを物語るエピソードである。
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| ・ヨンベ |
バヨンベ、マヨンベとも呼ばれ、バコンゴのサブグループと考えられることもある。。コンゴ共和国南西部、コンゴ民主共和国西部からアンゴラ北部にかけて居住する農耕民族。15C頃に現在のガボンのあたりから移住してきたと考えられている。16C頃独自の王国マヨンベ王国を形成した。文化的、歴史的にもバコンゴとの関わりが深くかつてはコンゴ王国の重要な一部をなしていた。
ムバングラという伝説上の祖先の9人の娘がそれぞれの始祖になったという9つの氏族があり、ユルという神話上の土地に住むンゴマ=ブンジという至高神を頂点とする神話・信仰を持つ。
アフリカ美術の宝庫といわれるコンゴ盆地諸民族の中にあっても彫刻の名手として知られていて、写実的な造形の美しいPhembaと呼ばれる母子像や釘・金属片を打ち付けた呪術用彫像Nkisiなどが特に有名である。
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