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木を彫って作られたこの見慣れぬ舟形の物体は織り機の部品で杼(ひ/シャトル)といいます。
杼とは経糸の間に緯糸を通すのに使う道具。内部のくぼみに糸を巻いた棒をはめ込み脇に開いた穴からその糸が出てくるようにして、綜絖(そうこう)によって開かれた経糸の間を滑らせて緯糸を通すものです。
エチオピア随一の機織り上手、ドルゼ人の職人によって使い込まれた木彫りの杼。
おそらく何百何千もの布を織るのに用いられてきたであろう使い込まれた姿には風格すら漂うようです。 |
・民族 |
ドルゼ |
・原産地 |
エチオピア |
・原材料 |
木 |
・サイズ |
22p×4p×3p |
・重量 |
85g |
・送料 |
ゆうパック:690円〜 |
・在庫数 |
0 |
・備考 |
*光源の種類やモニターの機種によって実物とは多少色合いが違って見えることがあります。
*年月の経過による、ヒビ、傷、汚れ、修復痕等がある場合があります。 |
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ドルゼ:エチオピア南西部を主な居住地とする少数民族。オモ語派に属する言語を持つ。
織物の腕前はよく知られ、特にドルゼの織る赤、黄、黒の三色の布はエチオピア南西部で好んで用いられる他、エチオピア正教徒によく用いられるナタラと呼ばれる白いショールを織る職人の多くもドルゼ人である。
ゾウをかたどった独特の形の伝統的家屋もよく知られている。 |
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