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アフリカのバスケタリー特集Uは2015年8月末日をもって終了しました






アフリカの大地で育まれた草木を、巻き編み・もじり編み・組み編みなど様々な技法を駆使して編んだ多様なかご細工の数々

アフリカ大陸に花開いた多彩なバスケタリー文化をご紹介します
もじり編みのうちわ:ガーナボルガタンガ地方 過去の特集を見る>>

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バスケタリーとは?〜
Basketry(英):1・かご細工法 2・(集合的に)かご細工品 (研究社刊 新英和中辞典より)

日本語ではバスケタリーと表記されるが原音に従うならバスケトリー。本項および当店ホームページにおいては、一般にかごとして認識されているものの他にも、かご編みの技法を用いて作られた多種多様な工芸品・人工物を含む言葉として、「バスケタリー」の語を使用する。

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〜バスケタリーの歴史〜
鶏用のかご:トーゴ北部の市場バスケタリー/かご細工は材料として竹や木、草などが多く用いられているため石器や土器、骨などと比べると極端に遺物として残りにくい。また、その多くが日用の雑器であったため副葬品などにも用いられる事が少ないことが、バスケタリーをめぐる考古学的出土品が極めて少ない原因の一つとなっている。

このようにバスケタリー/かご細工の起源がいつごろかということはよくわかっていないが、人類の用いる道具としては最古の部類に入り、土器よりも長い歴史を持っていると考えられている。おそらく25000年前くらいにバスケタリーの歴史が始まったと思われるが、現在アフリカで見つかった最古のバスケタリー関連の遺物はエジプトのファイユームから出土したコイル巻き編みのかごの一部であり、穀物貯蔵に用いられていたと物とされている。このかごの断片はエジプト先王朝時代(10000〜12000年前)のものといわれている。 

*写真左下隅はニワトリを運ぶためのかご。市場の道端に積み上げられている。

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人類史のごく初期から作られ続けてきた道具「かご」。かごを含むバスケタリーははるかな昔から世界中の民族によって作られ、使われてきた。アフリカでも古くからさまざまな材料を用いて多様なバスケタリーを作ってきた。

アフリカのバスケタリーは、材料としては、ヤシの葉、麻、アシ、樹皮、つる、竹、イネ科植物、糸、毛、皮革から現代ではワイヤー、ビニール皮膜の電気コード、プラスチック、ビニールひもまで、技法としてはもじり編みコイル巻き編み、平編み、網代編み、斜文編みなど多岐に渡り、その製品の形状、用途もまた多彩である。「アフリカのバスケタリー/かご細工特集第一回」では用途の面から取り上げてみたが、今回(第二回)ではアフリカで用いられている代表的な技法をいくつか取り上げてみたい。

・コイル巻き編み 材料の繊維を何本も束ねたもの(芯材)の外側をコイル状にぐるぐる巻きにしながら、とぐろ状に編み上げていくバスケタリー技法。芯材をかがる(巻く)材料の色を変えたりすることで美しい模様を描くことが出来る。

ひろくアフリカ全土でかご編みに用いられている技法であり、西アフリカでは主に丸型のかご、円形マット(容器のぶた)を作るのに用いられるがトーゴ南部ではひょうたん容器の縁の補強にも使われる。またルワンダではこの技法によるかご編みの伝統をいかしたアクセサリーも作っている。

南部アフリカには液体容器として、きつく巻き締めて編んだコイル巻き編みのかごがつくられている。緻密に編んだかごの繊維が水分を吸って膨らみ、隙間がふさがるため液体を入れても漏れることはない。

アフリカのみならず世界中の多くの地域で広く用いられている技法でもある。
例:)
ひょうたん置き(大)・ブルキナファソ<アフリカのひょうたん容器鍋敷き(中)・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリーかご編み小銭入れ(丸)・トーゴ<アフリカのバッグ・袋物
かご(丸・小)・マリ<アフリカのかごサイザル麻製かご編みピアス(小・紫)・ルワンダ<アフリカのアクセサリーひらかご(中)・ルワンダ<アフリカのかご
アガセチェ(ふた付きかご・小)・ルワンダ<アフリカのかごひょうたん小物入れ(中)・トーゴ<アフリカのひょうたん容器など
・もじり編み 経芯(たてしん)に対して二本一組の緯芯(よこしん)をもじる(ねじる)ように交互に巻きつけていく編み方。このため経芯は緯芯に隠れて見えなくなる。編み目が密になるため非常に頑丈で柔軟なバスケタリーができる。立体感のある編み目が特徴的。緯芯の色を変えたり、もじりの目を飛ばしたりすることで様々な模様を描くことが出来る。

世界中で用いられている技法であり、西アフリカでは革で縁取りしたフルベの帽子、そしてなんどいってもガーナ北部ボルガタンガ地方でつくられるカラフルなもじり編みのかご、うちわなどが有名である。
例:)
ボルガかごバッグ(バケット型・大)・ガーナ<アフリカのかご・バスケタリーボルガかごバッグ(ショルダー)・ガーナ<アフリカのかご・バスケタリーボルガかごバッグ(バレル型)・ガーナ<アフリカのかご・バスケタリー
ボルガかごバッグ(丸・大)・ガーナ<アフリカのかご・バスケタリーエレファントグラスハット・ブルキナファソ<アフリカのファッション雑貨
ボルガうちわ・ガーナ<アフリカのバスケタリートーゴうちわ・トーゴ<アフリカのバスケタリーなど
・組み編み 同じ種類の材を交差させて組んでいくかごの編み方。織り編みやもじり編みと違い経芯(たてしん)・緯芯(よこしん)の区別はなく、基本的には同じ材料、同じ太さの材を用いる。竹の割材(へぎ)、アシ、ヤシの葉などの平たい材で作られることが多い。

平組み、綾組み、斜文組み、六つ目組みなど様々な汲み方がある。平組みはかご編みの中で一番単純な技法のひとつであり、同じ種類の材を交差させて、それを交互に(縦横一対一で)編んで(組んで)いくものである。

組編みの技法は西アフリカでは容器としてのかごの他、サヘルタイプ(手旗型)のうちわひょうたん吊りを編むのにも用いられる。
例:)
入れ子かご(結婚のかご)・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリーふた付きかご・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリー
かご(小)・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリーアフリカのうちわ 旗型うちわ(大) マリなど
・織り編み 堅め材を用いた経芯(たてしん)に柔軟な材を用いた緯芯(よこしん)を織物のように組み合わせていくかご編みの技法。芯をかご材から糸に変えれば織物となるため、この種のかご編みが布作りの原点となったのではないかと考えられている。

ごく単純に経芯と緯芯を交互に組み合わせていく素織りや、経芯を何本か飛ばして模様を作る各種の綾織り組み(杉紋、斜文、山形紋など)の技法がある。


例:)
かご(円筒・中)・ブルキナファソ<アフリカのバスケタリーカゴ(特大)・マリ<アフリカのかごなど
・その他 他にもざまざまな技法を用いたバスケタリー/かご細工や複数の技法を組み合わせたものが作られている。下の左二点は固い材を並べたものを経緯(たてよこ)に重ねテープ状の材(この場合は合成樹脂テープ)でかがったものである。恥ずかしながら何という技法なのかは存じません。
例:)
レザーとバスケタリーの巾着バッグ(中)・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリーかご(革縁取り・中)・ブルキナファソ<アフリカのかご・バスケタリーひょうたん小物入れ(小)・ブルキナファソ<アフリカのひょうたん容器など

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サハラ以南のアフリカでは今日も実に多様なバスケタリー/かご細工がつくられている。かごの作り手はほとんどの場合女性であり、その作ったかごを使うのも助成であることが多い。そのため多くの民族社会の文化のなかでかごは女性と結び付けられていて、結婚の際の贈り物や、嫁入り道具として特別なかごが使われる社会も多数ある(ブルキナファソボボ人の嫁入り道具である、円錐形のふたのついた入れ子式のかごなど)。

使い捨てのかご(トーゴの沿岸地域でヤシの葉で編んだ袋状のかごにカニを入れ、口を編んで閉めたものを見たことがある。あけるときは切り開いて中身を出しそのあとカゴは燃やすか捨てるかする)、現地の市場や家庭での日常使いの雑器としてのカゴから、ボルガバスケット、ルワンダバスケットなどの欧米の民芸品ショップや百貨店で売られるような高品質でいい値段のものまで。また、手のひらサイズのものから大人一人がらくらく入るような巨大なものまで、形、品質、用途、大きさと実に多彩なバスケタリー文化がアフリカ大陸に花開き、現在でも日常の生活必需品として、あるいは自らの伝統文化を受け継ぐものとしてアフリカの人々に愛用され続けている。

世界のほかの地域の例にもれずアフリカでも、安価なプラスチック/合成樹脂の製品が大量にでまわっきている。伝統的なかご作りは若干押され気味ではあるものの逆にその合成樹脂性の材をかご作りの素材として取り込むなどするケースも多くみられる。

新しい素材を伝統的な技法に貪欲に取り入れ変化・進化し続けるアフリカ工芸文化の旺盛な活力が、バスケタリー/かご細工の分野でも遺憾なく発揮されている。

〜アフリカの大地の恵みをアフリカの知恵と技で編んだ
バスケタリーの世界をご覧ください〜


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